BLOGおおさわ園⽇記

山梨果樹王国の教え合いの精神

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UPDATE : 2021.12.14

山梨果樹王国の文化を体験

 

高冷地の河口湖に住んでから早7年。

冬の時期に甲府盆地に着いて車から降りると普段よりもちょっと暖かく感じる外気に「俺もとうとう河口湖の人間になったんだな」と少しセンチになる大澤です。

 

大きく捉えると同じ山梨県ですけどね

 

「開心自然型」

「一文字短梢」

「大藤流」

「徒長枝」

 

はいはい大澤なんか少年ジャンプを読んで必殺技を勉強してきたのか?

 

訳の分からない漢字を並べるな!

そう思う方が大半だと思いますが

 

これら全部果樹用語です。

#こんなまくらがあってもいいものかと

 

山梨県はご存知の通り果樹大国生産量は

桃全国一位

葡萄全国一位

すもも全国一位

#農家としてはすももも言いたい

 

 

そんな中で果樹の勉強会があるということで参加してきました。

 

 

年代は20〜50代のバリバリの脂の乗った農家さんたちが未だに新しい肥料や栽培方法を積極的に探して挑戦したり、

 

そして何より驚いたのがその自分の栽培方法を惜しみなく共有し合っていることでした!!

 

情報を個人独占や地域だけのことでもなく、今後の山梨県の果樹の為に栽培方法のレベルアップと

 

普及を県や企業の人間がやるのでなく、一農家さんたちが主体的にやっていることに果樹王国山梨のこれまでの

 

先人がやってきた歴史や文化を感じました。

 

#ずっとこの教え合いの精神がつづいている

 

最近甲府のとうもろこし文化しかり、

 

今日の果樹の歴史や文化の壁を目の当たりにして、新興の河口湖で一体何ができるんだよ!!

 

とぐらん、ぐらんしてたんですよ。

 

だけどなんか別に競わなくてこの文化と歴史に上手く連動させてもらって

 

「河口湖だから出来ること」を県外の人にアピールしてけばいいんですよね。

 

なんか変に競うことも争うこともなく!

#すみません小心者なんです

 

ちょっと心が軽くなったんです。

 

これからもたくさん色々ところに勉強に行かせてもらおう!

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