BLOGおおさわ園⽇記

富士恵味をブランド化する覚悟が足りない

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UPDATE : 2021.05.17

富士恵味

今日は子供の保育所の整地作業がありました。

その作業中ペンションをやっている方から 

とうもろこし狩りとかやってるの?
 
もしよかったらお客さんとかしたがっていたら紹介してもいい?
いくらくらいなの?
 
聞かれたときに
 
なかなか金額をいうことができませんでした。
まだ金儲けばかり考えていると言われるのを怖がっている自分がいるんですよね。
 
 
この河口湖の農業をまとめると
・高冷地なので栽培期間が短い
・一つ当たりの面積が狭く効率が悪い
・大きい市場がないので市場価格が安い
・栽培・品種の向上によって産地の隙間がなくなり価格が下落傾向
 
いくつも要因がありなかなか農業に魅力がなく
後継者や新規就農が少ない地域です。
 
稼ぐことのできなければますます河口湖の農業は廃れていきます。
 
だったら自分がこの魅力ある河口湖のとうもろこしを
ブランド化することで稼げる農家になる!
 
河口湖で農業を魅力ある職業にするんだ!!
そんな思いから
「富士恵味~ふじめぐみ~」
と名付けて販売を始めて6年が経ちました。
 
少しづつ名前も認知されてきましたが
それは河口湖周辺だけで
価格も200円と周りで販売しているとうもろこしと
さほど違いがありませんでした。
 
  
このままではまずい
ブランド化について本気で取り組まないと!
 
そこできっかけデザイン研究所の白井さんと
ブランドのコンセプトや思いなどを再度検討すること
 
 
約2年
 
 
味の改良はもちろんのこと
パッケージにも真剣に取り組み
富士恵味に対する想いも考え直しました!
 
そうすることで今年は富士恵味を
一本500円で販売することを決めたんです!!
 
 
ですが・・・
 
 
話は整地作業に戻ります。
富士恵味の価格を決めたのはいいんですが、
自分の中でもまだ高すぎないかな?
 
周りの人から銭ゲバとか言われないかな?
なんて揺れ動くことがあり
 
いくらなの?
 
と聞かれたときに
 
『一本500円なんです!!』
 
自信をもって言うことができず
いや~もろこし狩りはなかなか難しいですよね
はぐらかしてしまいました
 
断固たる決意がたりないんです。
 
自分がとうもろこしの単価をあげることができれば
同じ河口湖のとうもろこしや富士北麓のとうもろこしの値段も
連動してあげていくことができます。
 
河口湖で農業をやる人が稼げるようになる!
その為にはまずは自分がやるしかない!
 
 
皆さん今度お会いするときは、
「富士恵味は一本いくらなの?」
 
お聞きください
 
「一本500円です!!」
 
と自信を持ってお答えします!!
 

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